ルート・フリット(Ruud GULLIT)は、オランダ・アムステルダム出身のサッカー選手。
国籍 オランダ
生年月日 1962年9月1日
出身地 アムステルダム
身長 186cm
体重 83kg
ポジション FW, MF, DF
利き足 右足
1979-1982 HFCハールレム
1982-1985 フェイエノールト
1985-1987 PSVアイントホーフェン
1987-1993 ACミラン
1993-1994 サンプドリア
1994 ACミラン
1995 サンプドリア
1995-1997 チェルシー
現役時代はバロンドールも獲得し、現在は指導者として活躍している。マルコ・ファン・ バステンやフランク・ライカールトとともに「オランダトリオ」の中枢としてACミランの 黄金期を支えていた選手です。
彼の特化すべき点はなんと言ってもそのユーティリティー性にあるのではないのでしょうか。 近代サッカーでも複数のポジションをこなせることは必須となりつつありますが、 彼の場合は、本当にFWから最終ラインまでこなしてしう自由なプレースタルです。
本来であればそういったプレーをするとムラがでてしまったり、チームが乱れるのが 普通なのでしょうが、彼の場合はそういったことが一切ありません。 おそらくそうだったのは他のメンバーの理解や、 マルコ・ファン・バステンやフランク・ライカールトなどの黄金トリオの フォローがあったからだと思われます。
その自由なプレイスタイルゆえにリベロ(自由)というポジションの代名詞ともいわれていました。 しかしシステマチックに試合を進めたい監督とは愛称が合わず使われないことや、 なかなか思うように力を発揮できないということも多ったようです。
現にファビオ・カペッロが監督という、とても規律を重んじ、 なおかつ動きに制約をつけてある程度監督がピッチをコントロールするタイプの監督ですと、 ベンチがおおかったりポイントでの起用しか記憶にありません。
しかし、ミラン黄金期や、スヴェン・ゴラン・エリクソン監督という 彼に自由にプレイさせるタイプの監督ですと、みるみる力を発揮し大活躍をします。 なじみの多いところで、日本代表のの歴代の監督に照らしあわせるなら、 トルシエえは成功できませんが、ジーコやオシムだと成功できる といったタイプなのではないでしょうか。
1989年の怪我や度重なる移籍等で、順風満帆とは言いがたいサッカー人生でしたが、 現在も指導者として活躍していることからも、彼のサッカーに対する愛情は見て取れると思います。
よく昔談義されたことの一つに、 11人のマラドーナと11人のフリットがいたらどっちが勝つだろうか なんて言われたことがありました。これはスペシャリストととしてのマラドーナに対し ユーティリティープレーヤーであるフリット、 どちらが総合的に優秀かなんてことの例えともとれます。
私の主観をいえば、現実にそういったことがあれば、間違いなく、 フリットが11人いたほうが勝つでしょうね。やはりサッカーは総合力ですからね。 現在で言うなら一昔前のバルサの11人のロナウジーニョより 11人のデコのほうが強いといった仮説に似ているのではないでしょうか?
近代の連動したシステマチックなサッカーに逆行しながらも 観衆をワクワクさせてくれる数少ないプレーヤーの一人でしたね。
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